更新履歴
バージョンごとの主な変更点です。検索機能に変更のない保守リリースは省略することがあります。
v13
バージョン13では、advanced search に型付き抽象化の層が加わりました。名詞チャンクは単なるプレースホルダーではなく、条件を付けたり相互参照したりできるスロットになっています。詳細は高度な検索クエリ構文を参照してください。
- 型付き名詞チャンクスロット(v13.1.0)—
_{COND}はチャンクを主要部(root トークン)で絞り込みます。_{pron}は代名詞を主要部とするチャンク、_{-pron}はその厳密な補集合です。例:[give|send|tell] _{pron} _は受領者が代名詞の二重目的語構文を回収します - エンティティ型のチャンク条件(v13.2.0)—
_{%PERSON}は PERSON エンティティを主要部とするチャンクにマッチします。型は|で組み合わせられ(_{%PERSON|%ORG})、他の条件とも混在できます(_{pron|%PERSON}=「人である指示対象」) - レンマ照応(v13.3.0・v13.4.0 で拡張)—
:Nでスロットのレンマを束縛し、後から=Nで参照できます。スロット間の同一性が1クエリで書けます:{noun:1} [after] _{=1}は study after study、{adv:1} [and] {=1&adv}は over and over を回収します - チャンク主要部のレンマ条件(v13.5.0)—
_{[life]}は root のレンマが life のチャンクにマッチします。同族目的語を直接取り出せます:[live]{verb} _{[life]} - チャンク主要部レンマの論理和(v13.6.0)— レンマ条件に選択肢を書けます。
_{[part|role]}は root のレンマが part または role のチャンクにマッチし、[do|play|take]{verb} _{[part|role]}のような検索が1クエリで書けます。_{-[part|role]}はどちらのレンマでもないチャンクにマッチします
v11–v12
ユーザーインターフェース
- 多言語 UI — English、日本語、中文、한국어の4言語に対応。各ページの言語ボタンで切り替え可能
- 検索ワークフローの改善 — リセットボタンを廃止。検索語を入力して 検索 をクリックするだけで、いつでも新しい検索を開始できるようになりました
検索機能の追加
- KWIC コンコーダンス表示 — リスト表示と KWIC(Key Word In Context)表示をワンクリックで切り替え可能に
- 固有表現(NER)検索 — アドバンスト・サーチで
%PERSON、%ORG、%GPE、%DATE等を用いて固有表現を検索 - コロケーション分析 — MI、tスコア、DPによる統計分析。レンマベースで活用形を集約
- コロケーション・ネットワーク — 語の共起関係をフォースレイアウトグラフで視覚的に表示
- 検索結果エクスポート — トークン検索結果をTSV(ZIP)またはJSONでダウンロード。コンテキスト、言語アノテーション、翻訳付きで研究利用可能
コロケーション・可視化
- NER拡張Nグラム — 固有表現を
%TYPEラベル(例:%PERSON said、in %GPE)に置換し、エンティティ対応の頻度分析が可能に - ネットワークズームスライダー — スクロールに代わるズームコントロール(50%〜200%)で、グラフの拡大・縮小をより正確に操作可能に
- テキストハイライト デフォルトオフ — キーワードとディスコースマーカーのハイライトがデフォルトでオフになりました
構文パターン・データ
- 構文カテゴリフィルタ — 句動詞・イディオム・文法・コロケーション・談話・NERパターンのカテゴリ別に絞り込み可能に
- 1,167件の構文パターン — 擬似分裂文、結果構文、NERパターン、形容詞主観性構文などの言語構造を追加
- 6,419 TED Talks — v10 から1,100件以上のトークを追加