TCSE ドキュメント

TED Corpus Search Engine(TCSE)のユーザーガイドです。
TCSE は TED Talk のトランスクリプトの検索に特化したサーチエンジンです。教育と研究での使用を目的として開発されました。TCSE は TED のデータを Creative Commons BY-NC-ND ライセンスのもとに使用していますが、TED による公式のサービスではありません。
現在のバージョン
- バージョン: 13.6.1
- トーク数: 6,419 TED Talks
- 対訳言語数: 34言語
- NLPエンジン: spaCy 3.8 (
en_core_web_lg) - 最終更新日: 2026年4月10日
TCSEの引用について
研究成果等でTCSEに言及される際は、下記の文献をご引用ください。
Hasebe, Yoichiro. 2015. Design and implementation of an online corpus of presentation transcripts of TED Talks. Procedia: Social and Behavioral Sciences 198(24). 174–182.
長谷部陽一郎. 2018.「TED Corpus Search Engine: TED Talks を教育と研究に活用するためのプラットフォーム」『英語コーパス研究』25. 159–172.
コーパス規模・バージョンの記載について
これらの論文に記載された数値は執筆当時のシステムを記述したものです(たとえば2015年の論文では約1,800トークと報告されています)。その後コーパスは大きく成長しました。使用したコーパスの規模やバージョンを記載される際は、論文中の数値をそのまま転記するのではなく、上の現在のバージョンの値をご参照ください(あわせて検索を実行した日付を明記いただくと確実です)。
クエリ構文についても同様です。型付き名詞チャンクスロットやレンマ照応などの機能は v13 で追加されたもので、過去の論文には記述がありません。現行の仕様は高度な検索クエリ構文を参照してください。
これまでの更新の一覧は更新履歴を参照してください。
主な機能
- 全文検索 — 全 TED Talk トランスクリプトを横断検索
- アドバンスト・サーチ — 品詞タグ、レンマ、依存関係、形態素情報、固有表現を用いた高度な言語検索
- 型付き名詞チャンクスロット — 句レベルのスロットに条件を付け、相互参照できます(
_{pron}・_{%PERSON}・_{[life]}・レンマ照応:N/=N) - KWIC コンコーダンス表示 — 言語学的な分析に適したコンコーダンス表示
- コロケーションモード — Nグラム頻度(1-gramから4-gram)、コロケーション分析、ネットワーク可視化
- 構文・熟語検索 — 1,167件の文法パターン(イディオム、句動詞など)の検索
- 34の対訳言語 — 翻訳テキストを用いた言語横断検索
- 多言語 UI — 英語・日本語・中国語・韓国語
- HTML5 ビデオプレーヤー — セグメント単位の再生とスタディモード
- テキストハイライト — キーワード(TF-IDF)とディスコースマーカーの強調表示
- 検索結果エクスポート — TSVまたはJSONで検索結果をダウンロードし、研究・分析に活用
関連ブログ記事
TCSEの機能や更新、活用事例に関する記事は、開発者ブログのTCSEタグページにまとめられています。
開発者
TCSE およびこのドキュメントは 長谷部陽一郎(yohasebe@gmail.com)が開発・運営しています。